整備中のゼロ戦52型(N46770)、早ければ今春にも飛行が実現!!

当プロジェクトで飛行予定のゼロ戦52型(機体番号:N46770、部隊識別番号:61−120)はアメリカ・カリフォルニア州のプレーンズオブフェイム航空博物館にて分解整備を行なっておりましたが、いよいよ整備が大詰めを迎え、早ければ今年春にも試験飛行する運びになりましたのでお知らせいたします。

いよいよ、戦後初の日本人パイロット操縦によるゼロ戦飛行がカウントダウンに入ってまいりました。

昨年12月に当サイトで最新情報としてお知らせした内容では、「アビエイタープロジェクト」にて飛行予定のゼロ戦52型(機体番号:N46770、部隊識別番号:61−120)は機体を分解して整備を実施中とお伝えしましたが、整備は順調に進み、残りの工程としては操縦系統のワイヤーの取り付け・調整、機体の組み立て等の最終作業を残すばかりです。

プレーンズオブフェイム航空博物館では、2016年4月29日~5月1日にかけてチノ空港にて航空ショーを実施しますが、この航空ショーにてゼロ戦52型も飛行予定となっております。

プレーンズオブフェイム航空博物館 エアショーのご案内(英語)

当プロジェクトでパイロットを務める野口武彦氏の訓練飛行・ゼロ戦操縦のライセンス試験も、ゼロ戦52型の組み立てが完了し次第順次実施される見込みです。

続報が入り次第、当サイトにて随時ご案内させていただきまので、皆様におかれましては引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます。

ゼロ戦52型の整備状況について

コックピットも塗装が完了し、計器板に計器が取り付けられました。また、尾脚は油圧装置の取り付けが完了し、尾輪の取り付けを待つばかりとなりました。

銀色の袋状の部品は胴体内部の7.7.mm固定機銃の弾倉です。実際に使用されることはありませんが、復元作業を行なっている最中です。